お赤飯と、ベキの本音
ベキは乃木を夕食に招いて、手作りのお赤飯をふるまうの。「40年バルカにいるが、つくづく日本人だ」とこぼすベキ。親子の時間が、ほんの少しだけ流れるよ。
テントの本当の目的
テントが土地を買い占めていた理由は、地震でできた地割れの下に眠る高純度のフローライト。その利益を、貧しい人たちや孤児たちに分けることが目的だったの。
足りない資金を集めるために、乃木は株の信用取引を提案。別班の情報を使って、大きな利益を生み出すよ。
ベキの壮絶な過去
語られるのは、ベキの40年。公安の警察官としてバルカに潜入したベキは、妻の明美と幼い乃木と暮らしていたけど、武装勢力の襲撃で明美は撃たれ、乃木は人身売買のブローカーに連れ去られてしまう。明美は「復讐して」という言葉を残して亡くなったの。
息子を探し続けたベキは、やがて孤児のノコルと出会い、育てることに。孤児たちを守るために集まった仲間が、やがて「テント」になっていったんだって。
- テントの目的は、フローライトの利益を孤児や貧しい人たちに分けること
- ベキは、襲撃で妻を失い、息子とも生き別れていた
- 孤児を守る集まりが、やがてテントになった
バレた乃木の正体
ところが、ノコルのもとに届いた映像には、乃木が撃ったはずの別班員たちが全員生きている姿が。乃木は別班として潜入していたの…? ベキの問いに、乃木は「別班の任務としてここに来ました」と認める。そしてベキは、刀を振り上げて——。

ベキの過去を知ったあとにこのラスト。どっちの味方もできない…
ここが名シーン:ベキが語る40年
9話の中心は、ベキが語る過去。潜入捜査の警察官としてバルカに渡り、妻の明美と幼い乃木と暮らしていた日々。そして、武装勢力の襲撃ですべてを失った日。明美が遺した「復讐して」という言葉が、ベキのその後の人生を決めてしまったんだよね。
息子を探し続けながら、ノコルをはじめとする孤児たちを育ててきたベキ。テントは、家族を失った人たちの居場所だった。この回を見ると、テントという組織の見え方がまったく変わるよ。
登場人物の気持ちを深掘り
ノコルにとって、ベキは命の恩人であり、父親そのもの。そこに突然あらわれた“本当の息子”の乃木。ノコルの複雑な気持ちは、言葉にしなくても表情や態度からにじみ出ているの。「宿命の兄弟」の関係が、いちばん緊張する回でもあるよ。
乃木は、父の過去を知って何を思ったんだろう。国の任務としてここに来た自分と、父の人生を知ってしまった自分。9話の乃木は、これまででいちばん迷っているように見えるの。
ひよりの考察:テントは「悪」だったのか
孤児たちを守るために集まった仲間が、やがてテントになった。そして、フローライトの利益を貧しい人たちに分けようとしていた。こうして見ると、テントはただのテロ組織とは言いきれない存在だったんだよね。
でも、テントがテロに関わってきたのも事実。目的が正しくても、手段が許されるわけじゃない。正義って何だろうって、見ている側に問いかけてくる回だったと思う。
お赤飯のシーン
手作りのお赤飯をふるまうベキと、それを食べる乃木。「つくづく日本人だ」とこぼすベキの言葉には、40年間バルカで生きてきた人のふるさとへの想いがにじんでいたよね。親子がふつうの食卓を囲む、たった一度の時間だったのかもしれない。
ひよりの本音トーク:どっちの味方もできない
9話を見終わったとき、ひよりはどっちの味方もできなくなった。家族を奪われ、それでも孤児たちを守り続けてきたベキ。国の任務として、そのベキのもとに潜入した乃木。どちらにも理由があって、どちらにも正義がある。
しかも、お赤飯を囲んだあの穏やかな時間のすぐあとに、ラストの展開がくるんだよね。幸せな時間を見せてから、一気に突き落とす。感情の揺さぶり方が、本当に容赦ない回だった。
見返すときのチェックポイント
- フローライトの話が出てくる場面
- 乃木が株の信用取引を提案する場面
- ベキが語る40年前の出来事
- ノコルのもとに届いた映像
最終回の前に、ベキという人物をいちばん深く知ることができる回。ここを見てから最終回を見ると、ラストの重みがまったく違うよ。
次回はどうなる?
刀を振り上げたベキ。その刀は振り下ろされるのか。フローライトをめぐる攻防、そして乃木が最後に選ぶ道とは。いよいよ最終回、40年の宿命が決着するよ。

お赤飯のシーン、なんでもない会話なのに泣けてくる
ひよりの第9話メーター
- ドキドキ度
- 考察したくなる度
- 泣ける度
- 次の話すぐ見たい度
ひよりのまとめ第9話を見終わって
9話で、ベキとテントの本当の姿がわかりました。「悪」だと思っていたものが、実はそうじゃなかったかもしれない。最終回、乃木はどんな答えを出すのか…!
今日もドラマびより〜



